世界一周11日目 AM11:00 「子供の笑顔」

DAY11 インド、アグラ

素敵な時間は終わり、優しい2人とお別れして、駅の改札へ向かう。
改札を出るや否や、「俺が乗せてやる」「俺が案内してやる」ガイドや運転手が次から次へと声掛けてきまくり地獄
これが、本間に止まることなく続く。
ゾンビ状態。

も~、一気に、夢から覚めた気分。

その中から、一台選んで乗車。

向かう先は「タージマハル」

走ること15分くらい?
入口みたいなところに到着。
ここから歩いてタージマハルへ向かう。

しばらく歩くと、タージマハルなどを見るための入り口があって、そこにはすんごい大行列が出来ている。

わ~、帰ろかな。

真剣に思った。

いやいや、わざわざここまで来て帰ったらあかん。
帰ったらあかん!
自分に鞭を打つ。

で、キョロキョロしてると、一人のでっかいインド人が声をかけてきた。

「私はガイドです、タージマハルをご案内します」

しかし、人間不信、いやインド人不信率100%の僕。
インド大嫌い状態。

当然、無表情で言う。

「ノー」

しかし、相変わらず巨人インド人はしつこい。
100%不信の心のドアをお構いなしにノックしてくる。
突き破るかの勢いでノックする。

数分後。

ドアオープン。

開けちゃった。

いくらだったか忘れたけど、お金を払ってガイド開始。
行列の方へ向かって歩き始める巨人ガイド。
すると、なんと行列には並ばず、もう一つのガラガラのレーンをズンズン進む。

どうやら、お金を払ってガイドを御願いすると、ワープ出来る仕組みらしい。

ガイドを頼んでよかった~~~~!!

地球に生まれて良かった~!の織田裕二バリの喜び。
そこから、タージマハルを含め、その周辺の建物を丁寧にガイドしてくれた。

タージマハル。めっちゃ上手に撮れた。

お決まりのパターン

お決まりパート2。

時間にすると45分くらいかな。
不信感満載だったけど、すごく効率よく見学出来た。

美しい。

結果的には、ガイドを付けたことで、あの大行列に並ばないで済んだし、時間も節約出来たから良かったと思う。

絶対おススメ。

ありがとう巨人ガイド。

そこから次の観光地へ向かおうとすると、また始まるゾンビ状態。
オートリクシャーとの交渉、交渉、ゾンビ、交渉、ゾンビ・・・

疲れた。
もうしんどい。

帰りの電車までまだ4時間くらいあるけど、アグラの駅に帰ることにした。

すると、20代前半くらいの白人カップルが声をかけてきた。
完全な美男美女だ。
周りのインド人、自分と比較すると、同じ人間とは思えない。

彼氏「ジャパニーズ??どこまで行くの?」
僕「おら、アグラまで行くだ」
彼氏「オッケー、じゃあ途中まで一緒だから3人で割り勘しようよ」

で、相乗り。

僕「英語が少ししか話せへんねん、ごめんね、どこから来たの?」
彼氏「オーストラリアだよ」
僕「僕は世界一周中なんだけど、君たちはインドへ旅行?」
彼氏「僕たちも世界一周してる、日本にも行ったよ!」
僕「おー!日本はどこに行ったの?」
彼氏「京都、すごく美しくて楽しかったよ」

この時、なぜか英語がスラスラと話せた。
するとそのやり取りを黙ってみていた彼女が彼氏に言う。

「彼、英語話せないって言ってなかった??」

お~、俺の英語力が飛躍的に伸びたって事じゃないの、これは!!
嬉しかった。

ただ、飛躍的に伸びた瞬間は、これが最初で最後だった。
まったくの謎。

世界一周ミステリーの一つだ。

で、彼らともお別れして、一人アグラの駅へ向かう。
電車まではあと4時間くらい。

アグラの駅は、これまたカオス。
人で溢れかえっている。

インド人以外にも、白人旅行者も結構いる。
ほとんどがバックパッカーで、荷物を抱えたり枕にして寝ている。

流石に汚いので、寝る気にはなれない。
どうにか時間をつぶしたいけど、何もやることが無い。

ぼーっと、人間ウォッチングをしながら1時間、2時間とただ時が過ぎるのを耐えて待つ。
朝の詐欺師からはじまり、ゾンビ、それにとてつもない暑さ。
心身ともに疲れ切っていた。

あぁ、まだ2時間もある・・・

 

とにかく時間が経つのが異常に遅い。

で、スマホで音楽を聞き始めた。
すると、自然と気持ち明るくテンションが上がる。
上がる上がる。
なんだこれはーー!!って位に上がってきた。
ここまでくると、人間ちょっとおかしくなる。

最初は鼻歌、しまいにはノリノリで一人カラオケ状態。

かりゆし58を熱唱していた。

もうすぐ今日が終わる~~♪
やり残したことはないかい~~♪

やり残しだらけだ。
タージマハル以外一切見てない。

周りのインド人も不思議そうに見ている。

ま、そんなカラオケも15分ほどで終了。
また死にかけチンパンジー状態。

ヒマなので駅の中をうろうろしてみる。
そこらじゅうで寝転がってる老若男女。
なんか臭いし、ハエもとにかく多くて気分が悪い。

早く帰りたいの・・・

すると、小学生くらいの女の子たちが楽しそうに歩いていた。

下校かな?

すれ違う子供たちに笑顔を見せる余裕も無い。
子供も、変なものを見るような目でこちらを見ていく。
その目線が、さらに気分を暗くさせる。

すると、一人の女の子がすれ違う時に、またじーっとこちらを見ている。

なんやねん、もう見なくていいから・・・

心の中で思った。
すると、すれ違いざま

「・・・ハロー♬」

女の子が小さく控え目な声で「ハロー」と言って、照れくさそうに笑顔で手を振ってくれた。

一瞬時が止まる。

か、かわいい
かわいい×2000

うおーーーーー!!
何やその攻撃力抜群のハローはーーーーー!!!

「ハローーーーー!!!」

満面笑顔のお返しハローをお見舞いした。
すると照れ臭そうに「バーイ」

やばい、インドでロリコンになりそうや。

いやいや違う。
しかし凄い、あの子のハローで体が復活したで。
天使や。
子供の笑顔はすごい力を持っている。

一瞬で、体中に元気が戻った。

ありがとう、今おじさんは元気です。

この時、心と体はつながってることを実感。

状況は変えられないけど、自分の心の状態は変えられる。
自分の心は、自分で作る。
自分の機嫌は、自分でとる。

過去、メンタルトレーニングで学んだ基本を改めて思い出した。

4時間経過。

長かった。

名前を発見。ほんまに一安心。

やっと、ガッディマエクスプレスの乗り込んだ。

車内はスマホの充電も出来るし、座席も広く快適。
安らげるって素晴らしい。

車両には、日本からの団体観光客も一緒だった。
僕の隣は、その一行のガイドをしているインド人。

何気なく会話が始まって、今日一日のことを話した。
彼はすごく同情してくれた様子で、ニザムディンの駅に着いた後の手順を丁寧に教えてくれた。

まず、ニザムディンの駅から、ホテルまで150ルピーでオートリクシャーで行く。
そして、ホテルに頼んでタクシーを空港まで手配してもらう。
少し高いけど、それが確実で安全とのこと。
(高いと言っても600ルピーなので、1200円位なので安い買い物だと思う)
ええ人もいるのね、インド。

言われた通りに実行して、無事夜の9時頃空港に到着した。

なぜこの時間から空港か?

ここで、心身ともに疲れて切っているインドで最後の試練が待っている。

空港泊だ。

明日、AM4:45の飛行機に乗らないといけない。

なんちゅうスケジューリングしてもたんや。

もー!俺のあほーー!

次はイタリアです。

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プロフィール

左のスケベそうな顔した男が僕サッキーです。こんなスケベそうな顔してますが、小さな会社を経営しています。4年前に決意した「社長のまんま世界一周に行く」という夢。そして叶えた33日間の夢の旅。このブログは、そんな旅の記録です。実際に世界一周に出て、感じたこと、気づいたことなど、これから旅に出たい人の役に立てばうれしいです。僕もまた新しい夢を叶えるために進みます。

株式会社FPJ:http://fpj-world.com/

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