出発前夜「33日世界一周。夢を叶える旅に出る」

世界一周

今は2017年9月29日、午前4時。

ぼくは今日、23時の飛行機に乗って33日間の世界一周の旅に出る。
この旅に、最低限必要なものをバックパックに詰め込んで、旅の準備が今やっと終わった。
正直、夢で目標だった世界一周の旅に明日から出るというのに、実感もワクワク感もない。
不思議なぐらいにフラットな気持ち。
謎だ。

少し睡眠を取って、会社へ出勤。
僕は小さな会社の社長をしている。
いつも通り11時に出社して、スタッフと会議をし、仕事の段取りを伝え、自分自身もデスクに向かう。
普段と変わらない、いつも通りの朝。
書類を確認したり、スタッフに進捗を確認したり。
いつもと同じように仕事の時間が過ぎていく。
そして、午後3時ころ仕事を終えて、深呼吸をする。
小さく「よしっ」と呟いてから、振り返りスタッフに言った。

「お疲れ様です。それでは、世界一周?いや地球一周の旅に行ってきます。不便かけて申し訳ないけど、33日間よろしくお願いします」

するとスタッフは
「わかりました、くれぐれもお気をつけて。楽しんできてくださいね!おいしそうなご飯の写真だけは絶対に送ってくださいね!!」
そう言って満面の笑みで見送ってくれた。
本当に感謝しかない。

この旅のことをスタッフに伝えたのは、出発2週間ほど前の朝会議。
「僕、来月全く会社に来ません。世界一周行ってきます」
社長が、いきなりこんなわけのわからんことを言いだして、最初は「は??冗談でしょ?」みたいな空気。
それが本当だとわかってから、一瞬戸惑った後、大爆笑。

「ほんまにですかー!!?」
「なんでー!!?」

その数日後の会議で、入社してまだ1か月のAさんが言った言葉が、経営者として本当に一か月も自由な旅に出ていいのか?という悩みを消して、更に背中を押してくれた。
「いくつになっても、目標を持ってチャレンジすれば達成できるんだ。という勇気をもらいました。ありがとうございます」
この言葉は刺さった。
正直、入社一か月で、社長が「世界一周行って来るから~」っていうたら、やめてしまうかもなーって半分くらい諦めてたから。

そして、スタッフに別れを告げ、外に出ると、「社長」から「旅人」へ少し気持ちが切り替わり始めるのを感じた。
心臓の鼓動が早くなるのを感じて深呼吸をする。

自宅へ帰り、バックパックに最後の荷物を詰め込む。
本当に世界一周の旅へ行くんだ、という実感が少しづつ増していく。
また心臓の鼓動が早くなるのを感じて深呼吸をする。
そんなことをする回数が少しずつ増えていく。

部屋を片付け、バックパックを抱えて玄関へ。

旅の相棒に選んだナイキのスニーカーを履き、約15キロのバックパックを背負う。
想像以上に背中が痛い。

振り返り、廊下を見つめる。
とても静かで、なんだか引っ越しの最後の日と似た気分。
廊下のオレンジのライトを消した瞬間、自分の旅スイッチが入ったような気がした。

さぁ、行こう。
僕は今から、夢を叶える旅にでる。

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プロフィール

左のスケベそうな顔した男が僕サッキーです。こんなスケベそうな顔してますが、小さな会社を経営しています。4年前に決意した「社長のまんま世界一周に行く」という夢。そして叶えた33日間の夢の旅。このブログは、そんな旅の記録です。実際に世界一周に出て、感じたこと、気づいたことなど、これから旅に出たい人の役に立てばうれしいです。僕もまた新しい夢を叶えるために進みます。

株式会社FPJ:http://fpj-world.com/

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